乗馬に必要な乗馬用プロテクター おすすめの選び方|乗馬用品選びを専門店のプロがお手伝い

乗馬に必要な乗馬用プロテクター おすすめの選び方

楽しい乗馬の第一歩は体にあった乗馬用品から始まります。
馬に身を委ね大地を走り、快適な乗馬を楽しむためには、いろいろな乗馬用品の助けを借りることになります。
乗馬用品は各々重要な役割を持ち、どれひとつとして、おろそかにできません。
ジョセスでは、知識、経験共に豊富なスタッフが、みなさんひとりひとりにあった安全で楽しい乗馬をお約束できる乗馬用品「プロテクター」選びをお手伝いします。

乗馬用プロテクターとは?

乗馬専用の身体を保護するためのプロテクターです。主に落馬や不慮の衝撃から身を守る為です。

一般的なプロテクターとの違い

強度と安全性が違います。馬の背中に乗ると、大人の場合頭の高さが2.5mくらいになります。
もしその高さから落ちた場合でも身体を保護することを想定した頑丈な構造になっているものが多いです。乗馬の事故は落馬・馬との接触・障害物等との接触が想定されます。
機能やデザイン・価格もメーカーにより様々です。
比較的安価で部分的に保護するようなタイプもあれば、全体をカバーするタイプ、海外でも推奨されている最新式エアバッグタイプ等もあります。

プロテクターは本当に必要?

乗馬用プロテクターは騎乗時はもちろん、馬に乗る前も安全のためにも着用することを推奨します。
プロテクター着用がないと乗馬させてもらえない、大会に参加できないこともあります。
※乗馬クラブや大会のルールによっても異なります。

プロテクターの種類について

プロテクターにはいくつか特徴と種類があります。季節やデザインによって使い分けたりする場合や、競技会や乗馬クラブの規定に沿って購入やレンタルする場合もあります。

高反発素材タイプ

厚みのあるプロテクト素材が、クッション代わりになり衝撃から体を保護してくれます。マジックテープや脇腹等にある編み上げの紐で固定するものが多いです。着用すると着膨れしてゴワゴワしてしまうことが多いですが、厚みのある素材特性上仕方ありません。紐やマジックテープで多少サイズ感の調整ができることが多いですが、サイズ可変できる振り幅が少ないぶん、人によっては着用サイズを選ぶのが少し難しいかもしれません。

エアバッグタイプに比べると比較的安価で販売されていることが多いですが、乗馬用品の安全規格を満たしてない、コピー品や保護の意味をなさない粗悪品も販売されているので、購入の際には金額よりも安全性を優先して検討してください。

乗馬用品の通販サイトで取扱があっても、安全規格を満たしているかどうか要確認しましょう。また、オークションやフリマサイトで個人販売されているものの場合は特に要注意です。

エアバッグタイプ

近年登場した最新式のボディプロテクターです。

車のエアバッグと同じイメージで、衝撃が加わった瞬間にガスが噴出してエアバッグが膨らみ体を保護してくれます。乗馬用品の安全規格では、エアバッグタイプは最新の保護具として認められています。日本国内ですと、hit-air社製が1番有名です。

種類もいくつかあり、広く保護する部分が異なったり、ガスの噴出からエアバッグの展開速度が早いものなど様々です。

バイクや自転車用のエアバッグとよく似ていますが、乗馬用エアバッグを選んで購入するように注意してください。

乗馬用エアバッグプロテクターは、馬の鞍(くら)にエアバッグの接続コネクタを取りつけることができます。

※乗馬クラブ、大会、競技会のルールにより使用出来るボディプロテクターに指定がある場合もあります。1度、ご確認下さい。

好み・デザイン・用途によって判断基準は様々ですが、ジョセスでは一番オーソドックスなタイプのプロテクターを推奨しています。
「エアバッグタイプの乗馬用プロテクター」を推奨しています。

失敗しないプロテクター選びのコツ

金額も種類もメーカーにより様々です。ジョセスが推奨するプロテクターの「失敗しないおすすめの選び方」をご紹介

選び方のコツはズバリこの4ポイント

サイズ調整ができるタイプを選ぶ

「エアバッグタイプ」を選べば、胴囲胸囲のサイズ・季節毎の服着込みに左右されずに、自由にサイズを微調整できるので便利です。
例)上着やジャケットを着たいけど、大きめサイズを選んでブカブカだとプロテクターの意味ないし、小さくて窮屈だと動きにくいな、、夏場と冬場両方使う場合にはどうしたらいいんだろう、、
そんなときも!肩周りに融通が効くエアバッグタイプなら、夏場の薄着、冬場の厚着でもサイズ調整が出来るので安全に快適にプロテクターを着用できます
サイズの目安

お求めの商品のサイズガイドと見合わせながら採寸、サイズ表に沿って胴囲、着丈を確認するとよいでしょう。着用する際にはサイズ調整ベルトやマジックテープ等をしっかりと締め、脱げないように固定してください。

軽いものを選ぶ

軽ければその分体への負担が軽減されます。
目安として、一回のレッスンで30分以上続けてプロテクターを着用します。長時間着用しても体がしんどくないものを選びましょう。

お手入れできるかものを選ぶ

高反発素材なら水洗い出来るものがおすすめ
エアバッグタイプは洗えないものが多いですが、水洗いが出来なくても、拭き取ることで綺麗にしたり、メーカーメンテナンスや無料の保証サービス、クリーニングサービス等がある場合が多いです。

おすすめプロテクターの紹介

シンプルで定番の商品から、色がかわいいオシャレなプロテクターまで3商品をピックアップ
※ジョセスでは現在、エアバッグタイプのボディプロテクターのみ取り扱っております。

エアバッグプロテクター

エアバッグプロテクターは基本的にはワンサイズ表記です。

肩〜脇周りがフリーサイズなので、着丈と胴周りの大きさを参考に選んでください

標準サイズ 一番軽い最軽量
日本の服サイズでいうとXS〜M


・SHOCK-BUFFERING SYSTEM(衝撃緩和保護システム)は、ライダーが馬から”一定の距離”を離れた瞬間にキーボールが抜け、キーボックスが作動しカートリッジボンベより炭酸ガスが首気室、胸気室、背中気室、尻気室へと送り込まれます、エアーバッグが瞬時に膨張し人体への衝撃を緩和するシステムです。作動から展開に至るまでにも衝撃緩和効果を発揮します。
・エアーバッグは最大限に膨らんだ後、徐々に炭酸ガスが抜ける仕組みになっています。(息苦しい場合は、脱衣して圧迫を解消してください)
・別売りのCO2カートリッジボンベに交換することで、何度もで繰り返しお使い頂けます。

一番大きいサイズ
日本の服サイズでいうとM〜2XL


・SHOCK-BUFFERING SYSTEM(衝撃緩和保護システム)は、ライダーが馬から”一定の距離”を離れた瞬間にキーボールが抜け、キーボックスが作動しカートリッジボンベより炭酸ガスが首気室、胸気室、背中気室、尻気室へと送り込まれます、エアーバッグが瞬時に膨張し人体への衝撃を緩和するシステムです。作動から展開に至るまでにも衝撃緩和効果を発揮します。
・エアーバッグは最大限に膨らんだ後、徐々に炭酸ガスが抜ける仕組みになっています。(息苦しい場合は、脱衣して圧迫を解消してください)
・別売りのCO2カートリッジボンベに交換することで、何度もで繰り返しお使い頂けます

 

最新改良版モデル
日本の服サイズでいうとS〜XL


乗馬クラブからのアドバイスを元に改良されたモデル。落馬時に打ちやすいヒップまわりまでカバーした形状に進化しました。
多くの乗馬クラブで推奨されているモデルです。

①SV、LVモデルはバイク用の基本デザインをそのまま転用したものですが、Hモデルは乗馬クラブ協力の元、デザインしなおした安全性の高い改良版です。
②Hモデルはヒップの左右までエアバッグが出るようになっています。落馬時にお尻の左右を負傷することが多いため、その部分もカバーしています。
③エアバッグチューブの固定をボタンから柔軟なベルクロに変更したのでエアのふくらみが早くなっています。

エアバッグプロテクター 周辺パーツ

安全規格準拠品を使おう

※ジョセスでは安全規格準拠品のみを取り扱っています。
国内には乗馬用品の安全規格が無いため、安全性の低い安価な製品が販売されている場合があります。乗馬中は落馬などによる事故の危険性がありますので、ヨーロッパで制定されている乗馬用品の安全規格を満たした製品のご利用をおすすめします。
ヨーロッパ安全規格は落馬や柵への衝突、馬の踏みつけなど、あらゆる事故を想定した厳しい衝撃試験に合格した製品にのみ付与されます。
また脊髄など身体の重要な部分をカバーできる構造となっているか、乗馬中にヘルメットやプロテクターが脱落しないかなど、様々な角度から安全性を確認したものです。
身体を守れない保護具では着用しても意味がありませんので、ヘルメット・ボディプロテクターをご購入の際には、乗馬用品の安全規格を満たした製品からお選び下さい。

 

乗馬クラブに行く前に足りないものはありませんか?

乗馬用品専門店ジョセス本店なら乗馬用品や馬具などの乗馬に必要なものが何でも揃います。初心者の方、体験乗馬をしてみようと思っている方からもちろんベテランライダーの方々まで。皆様にぴったりの馬具・乗馬用品がきっと見つかります。