乗馬は「貴族のスポーツ」というイメージから近年は「誰でも始めれるかっこいいスポーツ」になりつつあります。憧れの乗馬!一度はやってみたかった乗馬を体験してみませんか?
乗馬は年齢、性別、運動神経に関係なく楽しめるアウトドアレジャー・スポーツです。まったくの未経験の人でも始めることができ、生涯長く続けれることから「生涯スポーツ」ともよばれます。
他のアクティビティ・レジャー・スポーツと違う点は、生き物である馬を使うところです。
乗馬体験、乗馬を体験するってどんなこと?
馬に触れて、馬に乗って歩いたり走ったり移動することを「乗馬」と呼びます。
動物園や牧場で馬を眺めるだけではなく、実際に馬と触れ合うとなると少し勇気が要りますね。
どんなことをして何を楽しむのか、乗馬の魅力に触れながら紹介しましょう。
一口に「乗馬を体験する」と言っても大きく分けて3種類あります。
- 曳き馬(引き馬)
- 乗馬
- 外乗(がいじょう)、ホーストレッキング
これらの3つの乗馬をわかりやすく詳しく解説していきます。
曳き馬(引き馬)
動物園や牧場、街中やイベント会場、催し物等いろんな場所でも見かける「乗馬体験」です。
これは、馬に乗って歩くことができる体験です。スタッフが馬を指示して動かすので、乗っている人は座って、手綱(たづな)やハンドルなどにつかまるだけで、非常に簡単です。
特別な服装や専用装具が不要で馬に乗るだけで乗馬を楽しめます。
所要時間の目安は約5~10分程度。
小さなお子様でも体験することができる乗馬の1つです。
※写真ではヘルメット無しですが、安全のためにヘルメットやボディプロテクターベストを装着する場合もあります。
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乗馬
乗馬クラブや牧場、馬の練習場(馬場:ばば)がある施設で行われる「乗馬体験」です。
これは、馬に乗って自分の指示で馬を動かし、歩いたり小走りしたりすることができる体験です。
曳き馬と違うポイントは「自分で指示して馬を動かす、馬場で行う」というところです。指導員の指導のもと、一人で馬に乗る練習、馬を正確に動かす、停めるなどの簡単な乗馬・馬術の基礎技術を体験することができます。馬術学ぶスポーツとして乗馬を体験をしてみたいひと、乗馬クラブの入会を視野にいれて見学+体験として参加したい人におすすめです。
所要時間の目安は約1時間~3時間程度。
安全のために乗馬ヘルメット、乗馬ブーツ、ボディプロテクター、グローブなどを装着します。
安全のためにお子様の場合には年齢・身長制限などがありますが、だれでも参加することができる乗馬の1つです。
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外乗・ホーストレッキング
馬の練習場(馬場:ばば)や、山・海などの自然の中で体験する「乗馬体験」です
これは、決められた敷地内(施設内)だけではなく「外乗(がいじょう)」といって、山道や森林、草原、海岸など大自然のフィールドで乗馬体験ができます。人間の目線よりも高い馬の上から見る景色を楽しむことができます。敷地内の馬場で少し馬に乗る練習をしてから、外に出ます。
最近では旅行宿泊、観光と合わせてパッケージセットになったホーストレッキングツアーなども多くありますので、全国各地の旅行にあわせてその地で外乗するのもおすすめです!
所要時間の目安は約1時間~3時間程度。
安全のために乗馬ヘルメット、乗馬ブーツ、ボディプロテクター、グローブなどを装着します。安全のためにお子様の場合には年齢・身長制限などがありますが、だれでも参加することができる乗馬の1つです。
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最近では、旅行や宿泊プランとセットになった体験パッケージなどもあり、「乗馬体験」だけでも様々な種類、施設によって異なる体験内容が実施されたりしています。希望にあった乗馬の体験を探して選びましょう。
乗馬体験をするメリット・デメリット
乗馬体験をするメリット
- ストレス発散
- 運動不足解消
- シェイプアップ
- 趣味、生涯スポーツになる
- 非日常体験、経験になる
馬と触れ合う事によるリラックス効果で気持ちが落ち着いてストレス発散になります。乗馬は持続性のある有酸素運動になので、全身の振動による内臓器官の活性化や、足腰・腹筋・背筋運動にも効果的で、趣味やシェイプアップ目的で楽しまれる方もいます。乗馬体験がきっかけで長く生涯スポーツとして楽しまれる方も多いです。夏休みや休暇の「特別な体験・アクテビティ・思い出」としてエンジョイするの楽しいですね。
乗馬体験をするデメリット
- 体験のお金がかかる
- ケガや事故のリスクがある
- 屋外だと日焼け・雨天中止のリスクがある
乗馬は、生きている動物、馬と接するので、もちろんリスクはあります。乗馬中に、馬から落ちて落馬したり、不意に馬と接触してケガをする恐れなどがあります。しかし、そのリスクを回避するためにヘルメットや保護具などを装着しますし、万が一の場合に備えて「乗馬体験・外乗(ホーストレッキング)」では1日タイプの保険に加入することが多いです。初めてのことでお金やケガのリスクを考えて不安になりますが、優しく馬に接して、指導員の指示通りにすれば馬が怒ることはほとんどないと言ってもいいでしょう。
施設によっては、熱中症・日焼け・雨天対策で屋根付きの場所で乗馬体験が行われることもあります。屋根付きの施設のことを「屋内馬場(おくないばば)・インドア」などと呼びます
馬との事故やケガのリスクを下げるためには
- 大きい声を出さない
- 急に走ったり動いて驚かさない
- 急に近づいたり、触らない(指導員の指示を待つ)
- 体調の不良はすぐに申告する
事故防止のために「馬の後ろに立ってはいけない」とよく言われます。馬は臆病でもあり優しく繊細な生き物でもあります。どう接したらいいか分からない場合は「赤ちゃんに接する」時のことを想定してみてください。また、体験中にしんどくなったり、体の不調を感じた場合は無理せず指導員やスタッフに伝えましょう。体の不調が悪化したり、万が一我慢して倒れたりすると馬が驚いて予想外の動きやケガにつながる可能性もあります。
指導員やスタッフの指示に従って行動することで事故やケガのリスクは下がります。
安全第一に務めましょう。
実際に乗馬体験をするまでの流れ
実際に乗馬体験を予約~体験までの流れをイメージしやすいように簡単にまとめてみました。
「大阪 乗馬体験」検索
↓
予約サイト・乗馬クラブ・施設サイトなどで予約
※必要情報などの確認
↓
現地に向かう
↓
支払い、安全講習、説明など
着替え、装具がある場合は着用(レンタル装備)
↓
乗馬体験
↓
着替え、装具がある場合は返却
体験終了!
施設によっては、当日予約してそのまま体験できるところもありますが、多くの場合は事前予約が必要です。また、屋外での体験の場合は天候によっては中止になる場合もあります。
※予約の際に、雨天時の対応、予約キャンセルの期日なども確認しておきましょう。
乗馬体験にかかる時間と費用
体験時間や費用は、体験の種類やプランによっても異なります。だいたいの目安を紹介します。
イメージとは裏腹に、乗馬の体験って意外とお手軽にできるものが多いですよ♪
ここで紹介している「時間目安」とは馬に乗っている時間の目安です
体験の種類 | 時間目安 | 費用目安 |
曳き馬 | 約5~10分 | 無料~1500円程 |
乗馬 | 約20分~120分 | 無料~約3000円~ |
外乗 ホーストレッキング | 約60分~140分 | 約1,000円~ |
乗馬体験にかかる時間
曳き馬はその場で乗り降りするだけですが、乗馬・外乗(ホーストレッキング)になると、事前説明や装具の装着・練習・休憩・着替えなどがさらに追加されます。
上記の目安時間+1~2時間を想定するとよいでしょう。
乗馬体験にかかる費用
料金は、体験できる施設や予約サイトによってさまざまです。乗馬・外乗(ホーストレッキング)になると、装具の装着(乗馬ヘルメット・乗馬ブーツ・グローブ・ボディプロテクターなど)が必要になり「レンタル料金」や、万が一のための保険「保険料」などがさらに追加で必要になります。
施設によっては、無料乗馬体験DAYやイベント、乗馬クラブ会員の紹介で安く体験することができる場合もあるようです。
乗馬体験で必要な持ち物・服装について
いざ!乗馬を体験するとなると、どのような服装で参加するのがよいか悩みますね。
乗馬=貴族のスポーツというイメージから燕尾服…?というわけではありません。体験時におすすめの服装と持っておくとよい持ち物をまとめました。
乗馬体験におすすめな服装
長袖 | 日焼け防止、虫刺され防止になるので長袖がおすすめです |
長ズボン | スカートやショートパンツは×です。ジーンズやスキニーパンツなど |
タオル | 身体や顔の汗拭き用に2枚ほど |
靴下 | ふくらはぎまで長さのある靴下。くるぶし以上の長さ |
着替え | 汗をかいたり汚れたり匂いが着いたりするので着替えがあるとよいでしょう |
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乗馬体験で持っておくと便利なもの
日焼け止め | 長袖でも、首の後ろ・耳の後ろ・手首が日焼けしやすいので注意 |
飲み物 | 運動には水分補給が必須です!お茶・スポーツドリンクなど |
虫よけ | 施設が自然の近くの場合が多いので虫対策もお忘れなく |
乗馬体験でそのほかに気を付けること
基本的な安全対策、スタッフや指導員に従うことのほかで気を付けることもまとめてみました。
- 開催日時の天候
- 交通状況
- 花粉症対策
- 虫さされ対策
- 熱中症対策
- 日焼け対策
- 乗り物よい(送迎バスなど)
- 眼鏡、コンタクト
乗馬体験はグループレッスンで行われる場合もあります。その場合は特に時間厳守になるので、体験参加当日の交通機関の遅延情報やバスの送迎時間なども細かくチェックしておくとよいでしょう。
また、屋外で開催される体験の場合は、天候の確認・雨天決行の有無、熱中症や日焼け対策も注意しておきましょう。花粉症の人は花粉対策、送迎バス利用の人は乗り物酔いにも気をつけておくとよいですよ。
私が体験した乗馬体験では、眼鏡でも問題ない運動でした。心配な方はコンタクトレンズ着用でもよいとおもいます。
※6/19現在
新型コロナウイルス対策で通常通りの営業を行っていない可能性もあります。予約時にあらかじめ確認しておきましょう。
乗馬体験の施設の選び方
3つの乗馬体験をご紹介しましたが、どのようにして体験を選べばいいのか、選ぶときのポイントなどを例を紹介しながらご説明します。
- 試しに馬に乗ってみたい⇒曳き馬(引き馬)
- 馬に乗って自分で馬を動かしてみたい⇒乗馬体験
- 馬に乗って自然の中を歩きたいしたい⇒ホーストレッキング、外乗
乗馬クラブに通いたい、入会してレッスンをお試ししてみたいという人は、料金内容やアクセスのしやすさ、送迎の有無などを下調べしたうえで良く選んでから体験したほうがいい場合もあります。
↓↓↓なぜなら↓↓↓
体験した当日限定の入会割引や特典がある場合があります。乗馬クラブの入会を検討していて、複数の乗馬クラブを比較したい場合は、初めから体験するのではなく、見学という形で様子を見て、複数比較してから最終希望のクラブに体験するのがいいかもしれません。
実際に乗馬体験ができる施設・乗馬クラブ
関東で乗馬体験ができる施設・乗馬クラブ
関西で乗馬体験ができる施設・乗馬クラブ
関西の乗馬ができる施設、乗馬クラブなどをご紹介
北海道で乗馬体験ができる施設・乗馬クラブ
東北で乗馬体験ができる施設・乗馬クラブ
中部で乗馬体験ができる施設・乗馬クラブ
中国で乗馬体験ができる施設・乗馬クラブ
四国で乗馬体験ができる施設・乗馬クラブ
九州・沖縄で乗馬体験ができる施設・乗馬クラブ
【Q&A】乗馬体験のよくある質問・ギモン
乗馬体験に年齢制限はある?
乗馬そのものに年齢制限はありませんが、体験施設によっては制限があります。曳き馬は保護者と一緒に乗ることができるので、幼児でも乗れる場合があります。乗馬・外乗の場合は馬に指示を出すことを理解できる年齢であることとそれに伴う必要な身長があることが必須条件です。馬を動かすときに脚で指示を出すのですが、それに足が届くことも一人で乗れるかどうかのポイントになります。
乗馬体験に体重制限はある?
体験できる施設によって基準は異なりますが、
乗馬クラブクレインでは、体重90kg以下が目安になっています
子供の乗馬の様子を撮影したい。カメラ・ビデオの撮影はできる?
撮影OKな施設が多いと思われますが、他の参加者の様子や顔が映らないように配慮をしたり、SNSにアップするときはルールに気を付ける必要があります。また、馬に対してフラッシュを焚いての撮影は絶対に禁止です。
体験すると乗馬クラブの入会を勧誘される?
乗馬体験の目的によっては勧誘されないこともあります。
「今回は体験することが目的で入会は考えていない」とはっきり伝えると勧誘はそんなにないと思われます。
汚れてもいい服装とは?どのくらい汚れる?
馬に触れるので衣服に馬の匂いがつきます。馬場の土、泥、水が服に飛ぶ可能性があります。雨天や雨の後でぬかるんでいるときは汚れやすいですが、それ以外であれば着替えないといけないようなビショビショ、ドロドロに汚れることはあまりないと思われます。
乗馬の事故やケガってどういうものですか?
心配になるリスクですよね。乗っている馬から落ちる「落馬」、馬に手足や体を挟まれたり踏まれる、噛まれることによるケガの恐れがあります。馬の嫌がることをせず、指導員の指示に従っていればまず起きないでしょう。多くの体験施設では体験時には万一のための保険加入もあります。
屋外施設だし、リードをつけて愛犬を連れていってもいい?
基本的には殆どの乗馬クラブでは馬以外の動物「愛犬・愛猫など」を連れての入場は禁止されています。他の生物に馬が驚いて暴れたり、不慮の事故やケガが発生したりする可能性があります。稀に、オーナーの采配でワンちゃんが施設内に居るケースもあるようです。乗馬クラブに限らず、利用する施設に一度確認をすることをおすすめします。
まとめ
乗馬の体験には種類が3つある。メリットもデメリットもあるが、メリットの方が多く、体験によっては比較的安い金額で、各地で体験することができます。憧れの乗馬を気軽に体験できる、「乗馬体験」で楽しんでみませんか?趣味・生涯スポーツのきっかけ・思い出になるかもしれませんよ。
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乗馬クラブに行く前に足りないものはありませんか?
乗馬用品専門店ジョセス本店なら乗馬用品や馬具などの乗馬に必要なものが何でも揃います。初心者の方、体験乗馬をしてみようと思っている方からもちろんベテランライダーの方々まで。皆様にぴったりの馬具・乗馬用品がきっと見つかります。
うっかり忘れてくるぶし丈(スニーカーソックス)の靴下で乗馬体験をしたところ、靴下がブーツの中でぬげてモゾモゾきもちわるかったです・・・。靴下は長いものをおすすめ!