【乗馬のギモン】乗馬クラブにもいくつかタイプ・種類がある?競技志向だけじゃない?

【乗馬のギモン】乗馬クラブにもタイプ・種類がある?競技志向だけじゃない?

突然ですが、みなさんは「乗馬クラブの方向性・種類」について知っていますか?

この質問にハッとした人は多いのではないでしょうか?乗馬にも楽しみ方の種類があるのです。

一度入会や体験をすると、そのほかの乗馬クラブのことは知らずのままという人も多いのではないのでしょうか?
隣の芝は青い…と様々な理由や事情で乗馬クラブの移籍を考える人も少なくありません。

そこで、今回は、「乗馬のギモン:乗馬クラブにも方向性や種類がある?」というテーマで掘り下げていきたいと思います。なかなか他クラブの情報を知る機会って無いなあ、これが普通だと思っていた!よそは違うの?!など新たな発見や、目標、興味の対象が見つかるかもしれません!?

そんな疑問を解決すべく「乗馬クラブにもタイプ・志向性・種類がある?」をリサーチしてみました!

そもそも乗馬の楽しみ方の種類とは

乗馬に限らずとも、なにか習い事や趣味を始めるとなったとき、あなたはどんな目的で始めますか?
乗馬を楽しむ目的を簡単に種類分けしてみましたが、大きく分けての種類が4つあります。

  • ふれあい目的:お世話をしたり乗馬をしたりして馬とふれあう
  • 競技技術目的:乗馬技術を高めて競技に参加
  • 外乗目的:外乗、ホーストレッキングで自然の中で乗馬する
  • 交流目的:同じ乗馬を楽しみながら仲間同士で交流する

乗馬クラブのタイプ別特徴比較

大きく分けて4つのタイプの乗馬の楽しみ方がある中、どんな人が向いている・不向きなのか、他と比べるとどんな特徴があるのかをご紹介します。

馬とふれあうことが目的の乗馬クラブ

馬や動物と楽しく触れ合う事が目的の乗馬クラブ

目的:ホースセラピー、アニマルセラピーなどのふれあい、お世話をしたり乗馬を通じて馬と楽しくふれあう

楽しみ方:積極的に馬の世話や手入れをすることで馬と触れ合うことを楽しむ。馬に関わることが目的。

特徴:会員が馬の世話・手入れをすることを重きに置いている。馬に触れる時間が最も多いタイプ。

会員一人一人が自分で、馬房(馬の寝る部屋)の掃除や馬装をしたり、ブラッシングなど馬の手入れなどを行う。
そのお世話の延長線上で、馬と仲良くなって乗馬もできるように乗馬レッスンなども行う。

傾向馬のお世話>乗馬 まずは馬のお世話が第一!

ふれあう馬(担当や専用馬は特に)に対してのお手入れ道具やお世話用品などについては、始めはクラブ共通用品等を使うが、後々は個人単位で好みの道具や手入れ商品などを購入してお世話する傾向がある。乗馬の技術を高めるというよりは、ふれあい志向。

こういう考え
向いている馬や動物に触れてみたい、馬のお世話をしてみたい、馬に乗ってみたい
向いていない乗馬の技術を磨きたい、大会に参加してみたい、仲間と交流したい
馬に直接かかわるお世話やお手入れの度合いや頻度もクラブによって様々です。
例)厩務員のような本格的なお世話までする場合や、簡単なお世話だけを会員がするタイプなど

競技・技術向上が目的の乗馬クラブ

乗馬・馬術の技術を高めたり、競技に参加すつことが目的の乗馬クラブ

目的:馬を思い通りに指示して乗りこなし人馬一体になることや、競技会などに参加することが目的

楽しみ方:技術の向上を楽しむ。大会や競技会に参加したり、挑戦することを楽しむタイプ

特徴:技術習得のために騎乗回数を増やすことや、レッスンの内容中身を大事にし、時にはマンツーマンで個人特別指導や技術レベル確認のための乗馬ライセンス取得講座なども行われる。積極的に技術向上のためのレッスンが実施されます。

いつごろまでにどれくらいの技術レベルが欲しいか、目標ビジョンなどを設定し、着実に目標にむけてステップアップしていくことを楽しむ。乗馬技術(演技、馬体の動かしかた、体の動かし方)としての知識や経験が蓄積されます。

傾向乗馬技術>馬のお世話 まずは知識と技術取得から

乗馬技術向上のために積極的に乗馬ライセンス取得や競技参加などを推奨されます。技術レベルが向上するにつれ、大会参加のための競技ウェアや専用の鞭・拍車などをレンタルしたり買いそろえる必要等もあります。乗馬技術・知識習得の段階を経て、上級者になると馬装や馬のお手入れ等を一人で任される場合がありますが、基本的にはスタッフが馬の管理やお手入れを行います。

こういう考え
向いている乗馬の技術を習得したい、競技会に出たい、はやく上手くなりたい
向いていない馬のお世話をしたい、たくさん馬と触れ合いたい、のんびり楽しみたい
積極的に次の技術レベルを求めて成長を促すので、のんびりふれあいながら乗馬を楽しみたいという人にはあまり向いていません。大手チェーンなど現在の日本では最も多い乗馬クラブのタイプです。

外乗・ホーストレッキングが目的の乗馬クラブ

外乗、ホーストレッキングで自然の中で乗馬する

目的:大自然の中を馬と共に駆け抜けて、馬上からの景色や自然そのものや非日常体験を得ることが目的

楽しみ方:馬上からの景色、移動スピード(爽快感)、様々なコースを走破する達成感などを楽しむ

特徴:馬に乗って自然を楽しむ」ということがベースで、それに伴う必要最低限の乗馬技術を日々の練習の中で習得し、積極的に外乗・ホーストレッキングを行い、それらに参加する。

コースを走破するための基本的な乗馬技術(歩様や坂道・砂浜・障害物の走行方法)の習得、外乗での専門技術・知識、馬のケアなどについて学ぶ。

傾向外乗という経験>乗馬の技術 高い乗馬技術習得というより、上手く乗る方法を身に着ける

外乗することがメインで、通常の乗馬レッスンはそんなに行わず、未経験の初心者でも走破できるコースと経験者向けコースのみです。というあくまでもアクティビティ施設ですというところもあります。施設によって様々です。

こういう考え
向いている大自然を馬と一緒に走りたい、景観をたのしみたい、馬に乗ってみたい
向いていない馬のお世話をしたい、競技会に参加したい、仲間と交流したい
観光乗馬などにも多いタイプです。海・山などの自然や観光地を馬に乗って楽しみたい人におすすめです。全国四季折々の景観を楽しめるので、国内外での遠征ツアーなども

仲間との交流が目的の乗馬クラブ

同じ乗馬を楽しみながら仲間同士で交流する

目的:趣味が同じ仲間同士で交流することが目的

楽しみ方:仲間同士で一緒に練習に通ったり、遠征や食事会などを企画したり、参加したりしながら楽しむ

特徴:会員同士が交流することがメインでその共通趣味として「乗馬」を行っているタイプ

仲良くみんなで1つのこと(乗馬)を楽しみましょう。というイメージ。乗馬技術や専門的なお世話を行うというよりは、いっしょに習い事を習い、意見交流や親睦を深めましょうという感じです。

傾向仲間同士の交流>乗馬の技術 仲良く和気あいあいと楽しみ、乗馬も上手くなっていきましょう

交流することがメインなので、様々な人単位のイベント(誕生日会や食事イベント)や練習会などが催され、大変賑やかで和気あいあいと活気があり楽しい。一人じゃない共通の仲間がいるということでアットホームな雰囲気ですが、気の合わない人や対人トラブルがあると少し気苦労することも。。。

こういう考え
向いている習い事で新たな交流を作りたい、大勢と和気あいあいと乗馬を楽しみたい
向いていない馬に向き合ってお世話をしたい、競技会に参加したい、乗馬技術を習得したい
会員同士の交流やアットホームな距離感が大きいので、乗馬レッスンをマイペースに進めたり、次へ次へと技術を習得したい人にはあまり向いていません。楽しく同じ共通趣味の仲間を作りたい人にはおすすめのタイプです。

まとめ

乗馬の楽しみ方、乗馬クラブの志向は大きくわけて4つある!

  • ふれあい目的:お世話をしたり乗馬をしたりして馬とふれあう
  • 競技技術目的:乗馬技術を高めて競技に参加
  • 外乗目的:外乗、ホーストレッキングで自然の中で乗馬する
  • 交流目的:同じ乗馬を楽しみながら仲間同士で交流する

どのタイプの楽しみ方でも乗馬を楽しめるよ

 

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