【実録レポ】感染防止対策中の乗馬クラブへ行ってレッスンを受けてみた

新型コロナウイルス及び感染症防止対策のために3密の回避、ソーシャルディスタンス、新しい生活様式が推奨されている中、運営再開をした乗馬クラブにレッスンを受講しに行ってみました。

施設ができること、個人ができる感染防止対策は色々ありますが、実際の施設の様子と来場者の様子等をまとめました。

感染防止対策中のクレイン大阪の乗馬レッスンに行ってきました！

乗馬クラブクレインにおける感染防止対策について

2020年5月31日 10:30

新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため、ご来厩する方に下記をお願いしております。

・マスクの着用をお願いいたします。
・受付時、非接触体温計の検温をお願いします。

【引用元：乗馬クラブクレインにおける感染防止対策について】

送迎バスの感染防止・コロナ対策

予約番号順に指定された番号の席に着席する。
乗車時に予約番号を申告して着席、乗車口にはプッシュタイプのアルコール消毒が設置されていた。
3蜜回避のソーシャルディスタンスを意識し、隣の人とは1～2席開けて着席。
1列最大４名着席できるマイクロバス座席を、各両端の計２席だけ解放されていた。
窓は開放されていて空気の循環、換気対策が施されていた。雨天時は閉め切っているがエアコンが常時稼働されており、ご乗車中の消毒、マスクの着用にご協力くださいという案内が掲示されていた。

窓は開放されているが、つよめに冷房が効いており車内は涼しい。人によっては少し寒いと感じる人もいるかもしれない。羽織れる上着が一枚あってもいいかもしれない

乗馬クラブ敷地内でのコロナ・感染防止対策

屋外・屋内問わず徹底した感染対策の様子が見られました。乗馬クラブに行くまでは少し不安でしたが、しっかりとした感染防止対策の様子を見て安心して過ごすことができました。屋内・屋外の様子を少しご紹介します。

乗馬クラブ　屋外でのコロナ・感染防止対策

乗馬クラブ敷地内の様子
屋外にある送迎バス乗降場所、車の駐車場近くには感染防止止策のための案内が掲示されていた。

屋外の案内通りに正面玄関から入場すると、入り口で非接触型体温計で検温と入場者記録が付けられ、検温待機時はソーシャルディスタンスを保ちながら整列し、スムーズに入場できた。入り口にもプッシュタイプのアルコール消毒が設置されていた。徹底した対策で安心できる。

乗馬クラブ　屋内・館内でのコロナ・感染防止対策

館内にはいたるところにアルコール消毒スプレーが設置されており、窓や通路扉も開放。正面入り口からの広いエントランス休憩スペース含むフロア一面には合計11か所のアルコール消毒スプレー設置がされていた。さらに、メインフロア以外の、男女各お手洗い、多目的お手洗い、男女各更衣室にも個別でアルコール消毒スプレーが設置されている徹底ぶり。

館内の座席・休憩スペース等も座席数を減らしたり、座席間の距離を広く取るように掲示物が置かれていたり、３密回避のための策があちこちに見られた。

受付・館内休憩スペースのテーブルにはアクリル板が設置されており飛沫感染を最小限に抑えるための防止が施されていた。名前や書類を記入するボールペンは「使用済み・消毒済み」と別容器に管理されており、スタッフがこまめにフロアの巡回と消毒作業を行っていた。また、ロッカー前・通路・お手洗いなどには空気が循環するように扇風機や空気清浄機が設置されてた。

レンタル用品のコロナ・感染防止対策

ヘルメット・ブーツ・エアバッグ（エアベスト）等のレンタル用品は「使用済み・消毒済み」と管理場所が別けてあり、レンタルスペースにも消毒スプレーが設置されていた。

もちろん、馬具の「鞍（くら）」も消毒済み、使用済みと徹底して管理されていました。

乗馬レッスン時の感染防止と熱中症対策

通気の良い屋外でも感染防止対策には気が抜けません。
感染防止と気温の高い夏場の熱中症対策の両立が推奨されていました。

馬場に入る前に水分補給・飲み物の確認

馬場や厩舎に入る前に、指導員の方が「水分補給しましたか？飲み物は持ってますか？」と声かけの確認。馬場に入ってしまってから、馬に乗ってからでは飲み物の購入が難しくなるので、事前に確認してくれる気づかいはとても助かります。ブーツやヘルメットの準備に気が取られて水分補給や飲み物の準備を忘れがちになることもありますので気を付けましょう。

水分補給時も感染防止対策の工夫

各レッスンスペースに設置されたクーラーボックスから、持参したドリンクを指導員が手渡しで渡してくれる。各自のドリンクをクーラーボックスから渡す際も、その都度アルコール消毒スプレーで消毒してから取り出すように徹底されていた。

来場者・スタッフのマスク事情

レッスン中（騎乗中・運動中）は体温も上がり通気性も悪く息苦しくなるので、マスクを外し、屋外から屋内への移動や人が集合するタイミングではマスクを着用していました。スタッフ・指導員の方は声を出しての指導や案内が多いことから臨機応変に対応されながらも、基本的には常時着用されていました。

フェイスシールド着用の人は正面玄関入口の検温スタッフだけでした。

まとめ

施設側と入場者が協力することが大事。送迎バスの道中から、終日通して安心して快適に乗馬レッスンを受講する事ができました。自粛営業や規制に馴染めず窮屈な思いをするかもしれないと思い、不安もアリ少し身構えていましたが、そのようなことはなくとても快適に過ごせました。これも一人一人の意識、取り組み、施設の協力体制があって成り立っていることだなと感じました。

一日もはやく事態が終息することを祈ります。