【乗馬のギモン】なぜ馬の毛を編み込みするの?馬のおしゃれ・編み込みをする理由とは

【乗馬のギモン】なぜ馬の毛を編み込みするの?馬のおしゃれ・編み込みをする理由とは

突然ですが、みなさんは馬の毛を編む理由を知っていますか?

この質問にハッとした人は多いのではないでしょうか?

乗馬レッスンや競技会では上手に編み込まれたりオシャレをしている馬を見かけますよね?
「え?馬のたてがみで編み込み?何のために?」と気になったことがありませんか?

そんな疑問を解決すべく「馬の毛を編む理由」をリサーチしてみました!

そもそも馬の毛を編むとは?どういう状態?

馬は全身が体毛で覆われています。その中でも頭~頸(くび)の部分には「たてがみ」とお尻の部分には「しっぽ」とよばれる長い毛が生えています。馬の品種によって毛の長さ・色・太さ・毛質も異なります。そんな馬たちの長く美しい毛が、まるで人間のヘアアレンジのようにオシャレにアレンジしてある姿をみかけたことはありませんか?

なぜ?馬の毛を編む理由とは?

そもそも、なぜ馬の毛を編みこんだり、装飾をつけたりするのでしょうか?

綺麗に編まれた鬣(たてがみ)で競技に挑めば、格段に印象が良くなります!

鬣(たてがみ)を編むことは馬の身だしなみなんですよね。

なので、編むことで頸を美しく見せ見違えるようになります!

引用元:馬術初心者で馬に毎日舐められていた私が60日間、馬フィットネスで『人馬一体』となって自由自在に馬を操れるようになった方法

諸説あるようですが、理由としてはこう言った意見が多く見られました。

  • 競技では人馬ともに「正装」が必要だから
  • 馬場馬術は馬をいかに美しく見せるかを競うのでドレスアップする
  • たてがみを編むことで頸(くび)の筋肉がより美しく見えるから
  • 毛を編み込んだりまとめることで印象がよくなる
  • たてがみやしっぽに赤リボンをつけて「噛みつき・蹴り」注意喚起

また、日本最大級の乗馬クラブクレインさんの乗馬ブログでは、このように紹介されていました。

ホースショーや競技の際、乗り手が美しく正装することはもちろんですが、パートナーである馬達もたてがみや尻尾を編み込み、印象UPを狙います。

引用元:クレインでHAPPY乗馬ライフ【ブログ】

たてがみを編みこむと、大きな馬なら、よりスタイリッシュに美しく、小さいポニーなら、益々可愛らしさがUPします。

引用元:クレインでHAPPY乗馬ライフ【ブログ】

編み込みやリボンは単なるオシャレではなく、用途によって色々な意味がある!

実際に馬の毛の編み込みを見てみる

馬の毛がきれいに編み込みやドレスアップされている様子を多く見かけるのは、馬術の競技会、競馬、ホースショーなどです。それぞれの用途でドレスアップした馬たちの様子をご紹介します。

障害飛越馬場馬術総合馬術、競技内容問わず馬が編み込みされてドレスアップしている姿はかっこいいですね~!たてがみをゴムでくくって小さくまとめたアレンジを「お団子」と呼ぶそうです。
長い毛を編み下ろしたアレンジも優雅でオシャレにみえますね。

お団子で首回りがすっきりして、馬の美しい頸筋の筋肉が見えますね!
ジャンプのときにたてがみが広がって視界を妨げることもないし、なんと言ってもきれいですね

サイドに流した編み込みスタイル。毛のツヤ感が活かされてよりいっそうと馬が美しく見えます

 

馬の品種、毛の色、毛並み、毛の長さによって、同じアレンジ方法でも違って見えますね。

馬の特徴を熟知して、いかに愛馬を美しく見せるかというのも競技のポイント、診る時の楽しめるポイントにもなりますね。

 

日本の競馬では、誘導場や競走馬が華やかにアレンジされている姿も見かけます♪

カラーが映えてどの馬も美しいですね。馬装と合わせたアレンジでオシャレです。

まるで人間のヘアスタイルかのような、細いロングのみつあみとシルバーのアクセサリーがかっこい。馬それぞれの個性や美しさを惹きたてますね。

美しいホースショーの馬たちですね。半分三つ編み、半分はそのままスタイル。どの馬も器用にアレンジされていますね。

たてがみを編み込むだけで額がすっきり!

あえて編み込まないアレンジも存在する

毛をまとめずに、長さを活かした美しいアレンジや見せ方もあります。
とても幻想的で魅力がありますのでこちらも是非ご覧ください。

長いたてがみとくせ毛が絶妙にマッチしてます。

長すぎる前髪をまとめずに、ぱっつん前髪カット!この前髪はかわいすぎます。

美しいサラサラストレートロングヘア。
ブラッシングや毛のお手入れをこまめにしてあげると馬の美しさに磨きがかかり艶が出ます。

世界一イケメンな馬として知られる黒馬アメリカ、オザーク高原の牧場にいるザ・グレート・フレデリック(通称フレデリック)はパーマのかかったようなうつくしいウェーブのロン毛です。

実際に馬の毛を編むためのアイテム

馬の毛をくしで梳いて、汚れやごみを落とし、トリートメント等をつけたりして整えます。
専用のブラシやコームを使ってたてがみやしっぽを編み込みます。

happyROSS たてがみ用 ゴム

・500個入り
・競技会などで馬のたてがみを編みこむためのゴム。
・柔らかく幅のあるゴムを使用しているので編み手にも馬にも優しい感触です。

WALDHAUSEN ゲルグリップ 2way たてがみ&しっぽ ブラシ


・ゲルグリップの握りやすいたてがみ&しっぽブラシ。
・2種類のブラシが1本に!お手入れ道具箱もすっきり収納上手に。
・シッポは絡まりやすいので、専用のコンディショナーを馴染ませてからブラッシングして下さい。
・同シリーズのお手入れ道具とセットで揃えることもできます。

EQULIBERTA たてがみ&しっぽブラシ

・エレガントなデザインが目を引くたてがみ&しっぽブラシ。
・サイズ感やクシの目の粗さがちょうと良く、使いやすいデザインです。
・持ち手は滑りにくく持ちやすいラバー。
・同じデザインのEQULIBERTAの手入れ道具シリーズで揃えるとより一層引き立ちます。

まとめ

馬の美しい毛を編み込む理由は見た目を美しくしたり、競技参加時の正装のため。

馬の品種や特徴を活かした色々なたてがみ・しっぽスタイルが存在する!
これから乗馬クラブや競馬、馬を見たり触れる機会には馬の「たてがみ・しっぽ」にもぜひ注目してみてください♪

 

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